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ドロゥジー・シャペロン

2006年5月1日にオーオンした ブロードウェイ・オリジナル・ミュージカル。
一人暮らしの男が、 1920年代のミュージカルの含蓄を観客に語るお話。観客の想いを代表する役を演じる “マン・イン・チェア” 。ミュージカルをこよなく愛する彼は 現代のミュージカルに不満をもっています。現代のミュージカルの何が不満か?男は、彼のお気に入りの 1928年のミュージカル “ドロゥジー・シャペロン”のレコードをかけます。彼自身、実演を見たことが無い “ドロゥジー・シャペロン”の世界が 彼のイマジネーションとともに 狭いアパートに華やかに展開します。

見所は 1920年代のミュージカルをリクリエイトとした 音楽とダンスもさることながら劇中劇のミュージカル を通して語られる “マン・イン・チェア”のミュージカル含蓄。つまりこのミュージカルは ミュージカル・レビューそのものを そのままライブ・ステージに再現した趣向になっています。

演出はケイシー・ニコロウ。2005年、スパマロットで振付家としてデビュー。そして2006年は、 このミュージカルで演出家としてデビューした ニコロウは2004年まではブロードウェイ・パフォーマーとして活躍し、このミュージカルのヒロイン、ジャネット役を演じるサットン・フォスターとは ミュージカル、モダンミリーで 共演していました。

音楽は リサ・ランバートとグレッグ・モリソン。
“マン・イン・チェア”を演じるボブ・マーティンは このミュージカルの脚本もドン・マッケラーと 共作していますがダン・アクロイド、ジョン・キャンディー、 といった 多くの人気コメディアンを輩出したカナダの人気テレビ・コメディー・ショー “セカンド・シティー・テレビ”の出身。
尚、劇中劇“ドロゥジー・シャペロン”は 架空のミュージカルで もともと、ボブ・マーティン夫妻の 結婚祝いの余興として 友人たちが創作したものです。

オーディエンスと舞台との駆け引きが 重要な構成要素になっている “ドロゥジー・シャペロン”は、いわばオフ・ブロードウェイ的な演出手法を ブロードウェイに持ち込んだ作品と言えます。

推薦スコアは4スターズ。